環境?社會?ガバナンス環境ビジョン2050
環境ビジョン2050
富士電機は、エネルギー?環境事業で持続可能な社會の実現に貢獻していくことを経営方針の柱に據えています。2019年には、今後當社が長期的に取り組むべき環境活動の方向性を明確化するため、「環境ビジョン2050」および「2030年度目標」を策定しています。
2022年3月、脫炭素社會の実現を目指す社會の動向を踏まえ、「環境ビジョン2050」の達成に向けた「2030年度目標」を改定しました。
環境ビジョン2050
富士電機の革新的クリーンエネルギー技術?省エネ製品の普及拡大を通じ 「脫炭素社會」「循環型社會」「自然共生社會」の実現を目指します |
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脫炭素社會の実現 | サプライチェーン全體でカーボンニュートラルを目指します |
循環型社會の実現 | 環境負荷ゼロを目指すグリーンサプライチェーンの構築と3Rを推進します |
自然共生社會の実現 | 企業活動により生物多様性に貢獻し生態系への影響ゼロを目指します |
2030年度目標
2030年度目標
産業革命前と比較した気溫上昇を1.5℃に抑えるため、以下の目標達成を目指します。
●サプライチェーン全體の溫室効果ガス排出量(Scope1+2+3) | 46%超削減(2019年度比) |
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●生産時の溫室効果ガス排出量(Scope1+2) | 46%超削減(2019年度比)※1 |
●製品による社會のCO2削減貢獻量 | 5,900萬トン超/年 |
Scope1,2とScope3(カテゴリ1-8,11)の削減目標は、國際的イニシアチブであるSBTi(Science Based Targets initiative)※2による「1.5℃水準」の認証を取得しました。

- 2013年度比削減率 54%
- UNGC(國連グローバルコンパクト)、CDP(舊稱 カーボン?ディスクロージャー?プロジェクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)が共同設立した國際的気候変動イシニアチブ(SBTi)。各國の企業?団體が策定する溫室効果ガス排出削減目標が、「科學的知見と整合した目標」であるかを審査し、認定する団體。
目標改定の考え方
近年、気候変動問題の深刻化を受けて、「脫炭素化」の流れが加速しています。2021年にはCOP26※3で、197の國と地域が、産業革命前からの気溫上昇を「1.5℃」に抑える努力を追求することで合意するなど、「1.5℃目標」は世界共通目標としての評価がされつつあります。
このような世界の潮流を踏まえ、富士電機は2022年3月、「環境ビジョン2050」に掲げる「脫炭素社會の実現」を目指し、「2030年度目標」を改定しました。
改定のポイントは以下の通りです。
- 「サプライチェーン全體の溫室効果ガス排出量(Scope1+2+3※4)」の削減目標を新設しました。
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「生産活動における溫室効果ガス排出量(Scope1+2)」の削減目標を引き上げました。
改定後の目標値は、改定前と比較し、削減量が約12萬トン増加しています。 - さらに、製品による社會のCO2削減貢獻については、エネルギー?環境事業のより一層の拡大を見込み、目標を5,900萬トン超/年に引き上げました。
「サプライチェーン」「生産時」ともに改定後の目標値は「1.5℃水準」です。
- ※3 國連気候変動枠組條約第26回締約國會議(2021年開催)
- ※4 Scope1:燃料の燃焼など事業者?らによる溫室効果ガスの直接排出
Scope2:他社から供給された電気などの使用に伴う溫室効果ガスの間接排出
Scope3:Scope1?Scope2以外で排出するサプライチェーンでの溫室効果ガスの間接排出

脫炭素社會の実現

富士電機は、「2030年度目標」の達成を目指して取り組むことで、脫炭素社會の実現に貢獻します。
【主な施策】
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? サプライチェーン全體の溫室効果ガス排出量(Scope1+2+3)削減
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省エネ製品のエネルギー利用効率を改善します
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? 生産時の溫室効果ガス排出量(Scope1+2)削減
- 設備の省エネ化を進めます
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再生可能エネルギーの比率を高めます
- 自社事業所に太陽光発電を導入します
- 再生可能エネルギーを購入します
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? 製品による社會のCO2削減貢獻量
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クリーンエネルギー?省エネ製品の普及を進めます
循環型社會の実現

富士電機は、お取引先様を含むサプライチェーン全體で3Rに取り組むことで、循環型社會の実現に貢獻します。
生産時の環境負荷の最小化を目指します
廃棄物の最終処分(埋め立て)率の1%未満を目指します
水投入量の売上高原単位を削減しますグリーン調達拡大の上、お取引先様と協力體制を構築し、サプライチェーン全體で3Rを推進します
「CSR調達ガイドライン」(2020年策定)をお取引先様と共有し、環境負荷を最小限に抑える活動を実施します。
お取引先様と協力し、3Rの仕組みを構築します3Rを強化する環境配慮型製品の開発?設計を強化します
※リデュース?リユース?リサイクル
自然共生社會の実現

富士電機は、環境貢獻製品の普及拡大などの事業および地域貢獻活動で、自然共生社會の実現に貢獻します。
事業活動と製品で環境負荷を低減します
生産時の環境悪化に関わる化學物質を削減します
グリーン調達ガイドラインを徹底し、使用を制限している物質が製品に混入することを防止します地域貢獻活動を通じて自然保護活動を推進します
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